移動平均線★チャート分析の基本★
移動平均線
移動平均線はローソク足チャートと一緒に使われているとても有名な分析法です。一定期間中の終値の平均をグラフに表したもので、トレンド把握にとても効果的です。 ローソク足は一定時間内の始値、終値、高値、安値が見えるとても便利なチャートですが、ローソク1本1本に注目しすぎると、大きな流れが見えにくくなってしまいます。その部分を補完できるのが移動平均線です。一定期間の平均値をグラフ化していて、線は曲線を描き、上向きなのか、下向きなのかが一目で分かります。多くのトレーダーが移動平均線を見ながらトレードしています。
移動平均線の種類
移動平均線は大変ポピュラーな分析法のため、多くのトレーダーが取引のものさしとしています。日足チャートで5日線、10日線、25日線、75日線、200日線が、週足チャートでは13週線、26週線、月足では60カ月線、120カ月線がよく使われます。分足、時間足チャートではトレーダーそれぞれが設定して使っている場合が多いため、まずは長い時間軸で移動平均線を見慣れてきたら、分足、時間足といった短い時間軸で自分の分かりやすい設定の移動平均線を探してみるのもよいでしょう。
