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世界の景気の関係

石油の価格の下落

1998年の4月以降は、ロシアの国債を欲しがる人は減り国債金利はものすごい勢いで上がり、国債金利が80%も超えてしまいました。

これは、石油の価格の下落が関係していて、基本的には「石油の価格」は世界の景気が良いときは上昇し、世界の景気が悪いときは下落するものと考えられています。そして石油の価格が下落したことにより、ロシアの財政が悪化したことが大きく関係しています。

石油というのはロシアの輸出で大きな割合を占めますので、石油の輸出による税収はロシア政府にとっては極めて重要な収入ということになります。もっとも重要な財源である石油の価格が大幅に落ち込み、ロシアの税収も大幅に落ち込んでしまいました。「この先はロシアは借金を返せなくなるのでは?」という心配が広まりロシアは国債を買ってもらうため金利を80%以上にまで上げたのです。