注目すべき経済指標その③
注目⑥住宅指標
住宅指標は住宅を市場の景気を見る際に分かりやすい指標です。住宅着工件数(どれほど家を建てたか)、建設許可数(どれだけ家を建てる許可が下りたか)が有名です。これらの数字が良ければ「家が売れる」状況と考えらます。普段は常に大注目しなければならない指標ではありませんが「サブプライムローン」の時のように住宅市場に大きな不安要素があるときには注目度が高まります。
注目⑦GDPと日銀短観(日本)
日本の経済指標で注目したいのはGDPと日銀短観の2つがあります。GDPは国内総生産のことで国内でその程度財やサービスがやり取りされているかを示す数字です。日銀短観は日本銀行が四半期に一度、発表する全国の民間企業の業績に関する調査の集計結果の発表のことです。日本の企業に日本銀行がヒアリング、調査するため信頼度は高い指標といえるでしょう。
注目の経済指標の発表時期
~アメリカ~
■雇用統計:毎月第1金曜日
■GDP :1.4.7.10月の月末
■消費者物価指数:毎月15日前後
■小売り売上高:毎月13日前後
■住宅着工件数:毎月だいたい第3週
■建設許可数:毎月だいたい第3週
~日本~
□GDP:2.5.8.11月の中旬
□日銀短観:4.7.10月の上旬と12月中旬